センター概要
midashi01
photo
橋本 啓 センター長

学生の皆さんは、それぞれの夢を実現するために宇都宮大学に入学され、熱い思いを持って勉学に励んでいることと思います。そんな学生生活をエンジョイしていく中で、「高度な専門知識を修得して社会に羽ばたきたい!と思って大学で学んでいるのに、なんで基盤教育科目に時間を割かなくてはいけないのだろう?」と疑問を感じたことがあるのではないでしょうか。

実は、そんな疑問を持つことは当然なので安心してください。

「すぐに役立つことは、すぐに役立たなくなる」という言葉があります。専門的で最先端の知識ほど、すぐに書き換えられ古いものとなっていきます。ですから、最先端の知識を覚えるということだけでは何にもならない、ということでもあります。そもそも、最先端の情報が欲しいだけならみなさんの手元にあるスマホの方がよっぽど頼りになりますよね。

基盤教育科目で学ぶのは「すぐには役立たないが、近い将来とても役立つかもしれない」ことです。広い視野とバランスのとれた判断を可能にする豊かな人間性を育む科目群です。情報を獲得するだけであれば誰でも簡単にアクセスすることができる時代になっていますが、その情報の質を判断し、どのように使っていくかを考え、さらに問題解決につなげていくためには、ただ単にインターネットが使えるだけではダメですよね? 基盤教育科目とは、その時に威力を発揮する人間性を育む科目群であると思ってください。この力を身につけながら、みなさんの興味の本丸である専門科目を修得すれば、鬼に金棒です。専門知識を無駄に消費していくだけではない、新たな知見を創造していくことのできる人材になれるのではないでしょうか。

すぐには効果の実感できない基盤教育科目ですが、学生の皆さんがなるべく道に迷わないようサポートしているのが、基盤教育センターです。もし、担任の教員に相談しても解決できない学修に関する悩みなどがありましたら、気軽にラーニング・コモンズやEPUUを訪ねてみてください。勉強するということは、受動的に「教わる」だけでは不十分であり、能動的に「学ぶ」ことも必要なんだ!との気づきがきっと得られますよ。

基盤教育センター長 橋本 啓(農学部・教授)